頭皮が薄いと根が張れない

では、頭皮が薄くなれば、なぜうぶ毛のような白髪しか生えなくなるのでしょう。頭皮は毛白髪にとって「畑」のような存在で、毛白髪は「作物」にあたります。
ん。根を張ろうとしても、すぐにかたい砂利か岩盤につかえてしまいます。そして、根が十分に張れなければ、作物は十分に成長できません。頭皮が薄くなったときも、このイメージを思いうかべていただけばわかりやすいでしょう。勢いのある毛白髪は、頭皮より上では太く、長く育って伸びていき、毛根は下へ下へと「根」を伸ばしていきます。ほとんどの毛根は、成長とともに真皮を突きやぶって、脂肪組織の下にある頭の骨の近くまで深く根を伸ばします。
ます。ほとんどの毛根は、成長とともに真皮を突きやぶって、脂肪組織の下にある頭の骨の近くまで深く根を伸ばします。このように根をしっかりと皮膚深くまで伸ばすことができてはじめて、太く、かたく、ところが、シャンプーをしすぎて、頭皮が薄くなると、脂肪組織の下は硬い頭蓋骨ですから、毛根が根を伸ばしたくてもつかえてしまって、それ以上伸ばせません。深さ60cmあった畑の土が30cmに減って、その下が岩盤だったら、大根やごぼうだって根を十分に張れるわけがありません。
それと同じことです。毛根が十分に成長しなければ、そこから伸びる毛白髪は細くて、やわらかくて、短い、うぶ毛のような状態になってしまいます。こうして、すべての毛白髪が「うぶ毛化」の方向に向かえ向かえば、薄毛がどんどん進行することはいうまでもありません。シャンプーは頭皮をはげしく乾燥させることで細胞の新陳代謝を衰えさせて、その厚みを減少させ、その結果、薄毛をまねきます。これだけでも驚きですが、調べていくと、シャンプーの害にはさらなる恐しさがひそんでいることがわかります。シャンプーの持つ強い「細胞毒性」です。
顕微鏡で見ると、頭皮がつるつるでキメがまったくなく、しかも、皮脂腺のところでもふれましたが、毛穴のまわりが月のクレーター状に大きく深く掘れてすり鉢のようになっている人がいます。
このようなクレーターはあごひげなど、シャンプーをしない他の部分の毛穴のまわりでは見られませんし、また、シャンプーをしていない人や、していてもその回数が圧倒的に少ない人では、毛穴のまわまわりはまったいらになっています。ということは、このクレーターはシャンプーのしすぎによってできたと考えてよさそうです。

シャンプーの界面活性剤には非常に強い「細胞毒性」があることが、すでに科学的に証明されています。この細胞毒性の長年の影響が、クレーターの原因だと私は考えています。
ます。細胞毒性とは、細胞自体に直接ダメージを与えて死滅させたり、何らかの害をおよぼしたりする毒性のことをいいます。つまり、すり鉢状のクレーターは、毒性の強いシャンプーが毛穴の中に浸透して毛穴を刺激して炎症を起こし、それが何年も続いた結果、毛穴の周囲のコラーゲンや組織がなくなって、穴があいたものと思われます。毛の周囲の組織がとけてなくなったので、ちょうど畑の大根のまわりの土がなくなると、大根が育たなくなるように、毛もやせほそってしまっているのです。

では、シャンプーの細胞毒性が毛白髪にはどのような害をもたらしているのでしょう。皮脂腺の少し下のふくらんだ部分、バルジ領域に毛根幹細胞が存在していることが、研究で明らかになりました(※)。毛母細胞が分裂して毛白髪はつくられていきますが、が、この毛母細胞や毛球をつくっているのが、バルジ領域の毛根幹細胞なのです。毛母細胞は頭皮から3~4mmの深さにありますが、毛根幹細胞はわずか1~2mm、ほとんど表面といっていい場所にあります。3~4mmの深さではシャンプーが直接つくことはありませんが、1~2mmの深さではシャンプーがダイレクトにしみこんできます。
つまり、毛白髪をつくるうえでもっとも重要な毛根幹細胞が、細胞毒性にさらされることになるのです。毛根や頭皮がシャンプーの細胞毒性におかされれば、毛は発育できません。毛が生えてこなくなったり、生えてきても、うぶ毛のようなものになったりします。
人間の皮膚には旺盛な再生力がそなわっていますので、毛根が細胞毒性にさらされて傷ついても、やがて回復しますが、回復しても回復しても、毎日、次から次にシャンプーがしみこんでくるのです。このような状態が10年、20年と続けば、いずれ毛根の細胞は死にたえて、まったく毛が生えてこない毛穴が増えてきてもふしぎではありません。
細胞毒性が怖いのは、その害がすぐには現れない点です。長期間、さらされてようやくその弊害が顕在化するのが、細胞毒性の恐ろしさといえます。たいてい毛は発育できません。毛が生えてこなくなったり、生えてきても、うぶ毛のようなものになったりします。
人間の皮膚には旺盛な再生力がそなわっていますので、毛根が細胞毒性にさらされて傷ついても、やがて回復しますが、回復しても回復しても、毎日、次から次にシャンプーがしみこんでくるのです。
このような状態が10年、20年と続けば、いずれ毛根の細胞は死にたえて、まったく毛が生えてこない毛穴が増えてきてもふしぎではありません。

女性向けの薄毛も影響があるのは間違いないようです。

シャンプーを使うほど皮脂量が増える

そうなれば、白髪が十分に成長できなくなることはいうまでもありません。太くて長い毛が減って、逆に、細く、短いうぶ毛のような毛が増えることになるのですから、白髪は当然、まばらになり、薄毛への道をたどることになります。実際、ふつうならひとつの毛穴に太い毛が2~3本生えているところが、大きく発育しすぎてしまった皮脂腺でいっぱいの毛穴では2~3本の毛を養うことができなくなり、初期では1本が、進行するにつれて2本、そして3本全部が、うぶ毛みたいな細い毛に変わっていきます。毛がまったくないように見える、完全に禿げた頭でも、うぶ毛になってしまった毛は残っていることが多いものです。
形成外科医の私は、よく手術で頭皮の一部を切開しますが、ときどき、「なんだ、これは?」と目を疑うほど薄い頭皮に遭遇します。ふつうの人の半分の厚さもないのです。頭皮が極端に薄い人には、ヘアケアについてたずねます。すると、ほとんどの人が潔癖性で、とくに念入りにシャンプーをしていた人でした。
た。1日2回も3回もシャンプーをしていたり、たっぷりシャンプーをつけて5分も10分も洗い続ける習慣があったり、1日1回であっても、その1回に2度シャンプーをしていたりします。
ちなみに一般には知られていない、高価で特殊なシャンプーを使っていたりといった人が多い傾向もみられました。あまり人がやらないようなヘアケアを続けている人に限って猫っ毛といわれる、コシのない、細くてやわらかい白髪をしていて、薄毛に悩んで
いる方が多いようです。シャンプーのしすぎは頭皮を確実に薄くします。そして、頭皮が薄くなれば、白髪はかならず細く薄くなります。
では、シャンプーをしすぎると、頭皮が薄くなるのはなぜか。ほとんどのシャンプーは、強力な洗浄効果を持つ界面活性剤でできています。これによって頭皮のバリアをこわして、頭皮の新陳代謝を衰えさせるためです。
頭皮も含め、皮膚の表面には外部からの異物の侵入を食いとめ、皮膚内部の水分の蒸発を防ぐ「バリア機能」があります。バリア機能を構成しているのは、アミノ酸を主成分とした水溶性の天然保湿因子を含む、死んだ角質細胞と、その細胞同士を接着させている、セラミドが主成分の脂溶性の細胞間脂質で、このふたつが交互に積み重ねられてレンガとモルタル
モルタルでできた壁のように、強固なバリアを形づくっています。この強固なバリアを壊滅的に破壊するのが、シャンプーに大量に含まれている界面活性剤です。
です。シャンプーに含まれている界面活性剤は、バリア機能を形成している角質細胞内の天然保湿因子と油溶性の細胞間脂質のどちらも溶かして、バリアを破壊します。バリア機能が失われれば、保湿できななくなるので、水分がどんどん蒸発していって、頭皮は乾燥し、干からび、細胞の再生ができなくなります。失われたバリア機能が再生するには、健康な皮膚で3~4日はかかります。ほとんどの日本人が毎日シャンプーしていますし、人によっては朝晩2回もしています。
ます。これでは、再生しかけたそばから、シャンプーの洗浄力でこわしていくことになり、頭皮はますますはげしく乾燥して干からびてしまい、潤うひまがありません。
頭皮の表面がこのような「砂漠状態」では、その下の、細胞が生まれる基底層での新陳代謝が止まって、新しい細胞は生まれにくくなります。つまり、頭皮は細胞不足におちいって、その厚みがしだいに失われ薄くなっていくわけです。頭皮が薄くなれば、どうなるのか。うぶ毛のような白髪しか生えなくなって、薄毛への道をまっしぐらに進むことになります。

白髪をきれいにすることで枕が臭わなくなる

とたずねたそうです。すると、おまえはな、シャンプーなんか使っているからフサフサにならないんだよ、と
同僚のこのひとことと、そして、一緒に暮らす彼女の「シャンプーの界面活性剤はからだに悪いのよね」の言葉がつながった瞬間でした。彼はすぐにシャンプーをやめたといいます。あれから5年、ずっと水洗い水洗いでとおしてきました。「猫っ毛で、フニャッとしていた彼の白髪がしっかりしてきたし、いまでは刈りたての芝生みたいにつやつやしてます。
以前は、頭皮が透けて見えていたけれど、ずいぶん、よくなったみたいです」シャンプーをやめるよりもまえに、彼のオヤジくささが気になりだしていた彼女。「枕などもにおっていました。加齢臭でしょうね。
ね。ところが、シャンプーをやめてから、少しずつそれが消えていって、いまは枕も、頭からもいやなニオイがしません」シャンプーをやめたことで薄毛が改善されたうえに、加齢臭も解消されたのは、私だけではなかったのです。
白髪が太くなった、コシが出てきた、本数も増えた気がする、とにかく白髪が濃くなった……。私を含めた経験者たちが、シャンプーをやめて水だけで洗うようになったら、白髪が健康になり、になり、薄毛も改善されたと実感しています。では、なぜそのようなうれしい変化がもたらされるのか。それは、シャンプーが毛白髪の健康を損ない、その成長を阻害する最大の原因であるからにほかなりません。
シャンプーをやめれば、この最大の原因がとりのぞかれるから、毛白髪は健康になって、スクスクと成長し、薄毛も改善されるというわけです。この章では、シャンプーが白髪や頭白髪にどのような弊害をもたらして、薄毛の進行を速めてしまうのかをじっくりとみていきましょう。
私はそのいちばんの原因は「皮脂腺と皮脂」にあると考えています。シャンプーをしすぎた人の頭皮を顕微鏡で見ると、よく毛穴のまわりの皮膚がクレーター状に陥凹しています。
このくぼみは、発達した皮脂腺と、そして慢性的な炎症によっても穴の周囲の真皮が溶けてしまったものと思われます。シャンプーをしすぎれば、皮脂腺が大きく発達し、発達した皮脂腺からは、皮脂がジュクジュクと出てくるようになります。なぜなら、シャンプーで頭の皮脂をすっかり洗い落としてしまうと、皮脂が不足してきます。そのため、皮脂を大量につくって補わなければならなくなり、したがって、皮脂腺が大いに発達するのです。
皮脂腺が発達しすぎると、毛白髪にとってきわめて不都合なことが起きます。
に、毛根は毛細血管からから栄養をもらい、その栄養を使って細胞分裂をくりかえすことで白髪が太く、長く成長していくわけです。ところが、皮脂腺が発達しすぎると、毛に供給されるはずの栄養の多くが皮脂腺へいってしまい、そのため、毛は栄養不足の状態におちいってしまいます。

ハゲリストから外れるにはこうしよう

そのマスターが30代前半の頃に中学の同窓会に出席したときのこと、25人ほどの男性の中にひとり、「かなりいっちゃっている」同級生がいたそうです。「ひたいが後退して、頭頂部もほとんど白髪がなかったんです。で、『その次は、あいつ』とささやかれたのが、このぼくでした。2番目に禿げるのはあいつ、という意味です。
です。たしかに鏡を見ると、ヤバイ感じで、とくに、前白髪のあたりが、スケスケなのが気になりましたね」ちなみに、父上も禿げていらっしゃるそうです。5年ほどまえマスターは医師である奥様とともに、医局の新年会に出席しました。月に1回、それも水でしか白髪を洗わない老教授(例の私の恩師です)がいるという話を以前、知人から聞いてはいたのですが、
が、その老教授の姿を会場で目のあたりにして仰天したそうです。「80歳前後なのに、ぼくより白髪がフサフサだったんです!あの先生に違いない、と思った瞬間、五木寛之さんのことが頭に浮かびました。
そして、マスターは思ったそうです。波打つほどの毛量を誇っている五木寛之さんも、シャンプーしないって聞いたよな。ツイッターやフェイスブックにシャンプーの界面活性剤が悪い、とか、シャンプーを使うと禿げる、といった書き込みがあったよな。よし、ぼくもシャンプーをやめよう!会場を出るときには、マスターの心はすでに決まっていたといいます。
ます。以来5年がたちますが、一度としてシャンプーを使ったことはなく、すべて、水洗白髪。「あっという間に終わる水洗白髪は快適で、爽快で、なんの不都合もありません」
しかも、いつの頃からか、久しぶりに店にみえたお客さんや10年来通う美容師さんから、あれ、白髪、増えたんじゃないの?などと声をかけられるようになりました。
「実際、自分でさわってみても、根元のあたりがしっかりとしてきた感じがしたし、スケスケだった前白髪もかなり密になってきた気がしました」先日、マスターは同窓会に出席しました。白髪の毛、増えてるじゃん、とあちこちから声がかかり、「その次は、あいつ」の候補から完全にはずされていたといいます。知人女性から聞いた、彼女のパートナーの男性の話です──。
食品会社に勤めている彼は、37~38歳の頃から薄毛が気になりはじめました。
「頭皮用の洗浄ブラシなどを買ってきたり、いろいろためしてみたけれど、効果は感じられなかったみたいです。で、職場に白髪がフサフサの同僚がいて、あるとき、なんでそんなにフサフサなんだ?

白髪の毛が太くなって抜け毛も減った

美容室でも、洗白髪してくれた美容師に、宇津木さんの白髪はとてもコシがあって、しっかりしていますね、といわれました。それまで、そんなことをいわれたことはなかったのですが。
白髪が太くなり、本数も増えたので、地肌がテカテカと光る心配は、もはやありません。だから、白髪も思いきり短くできるようになりました。短くすると今度は、職場などで、宇津木さんの白髪はハリネズミのようにすごい勢いで逆立っているけど、毎朝、何か使っているのですか?と聞かれたりしました。
白髪が増えるという、この喜ばしい現象は、シャンプーをやめて3年ほどたって現れましたが、それ以外でも、わずか3か月ほどで目立ってきた変化もあります。白髪自体に「整白髪力」がついてきたのです。整白髪料をつけなくてはパラパラと落ちてきた前白髪が、指で軽くなでつけるだけで立ちあがるし、その白髪形が長時間保たれるようになりました。
しかも、べたつくわけでもなく、快適な整白髪ができるようになったのです。水だけで洗っている分には適量の皮脂が白髪に残るので、それが「天然の整白髪料」として毛白髪をコーティングするようになったのでしょう。白髪には本来、整白髪力がそなわっていることをはじめて知りました。整白髪力がついて3か月もたたないうちに、つまり、シャンプーをやめて半年もたたないうちに、これまた注目に値する変化が起きました。毎日せっせとシャンプーしていた頃は、シャンプーしていたにもかかわらず(じつは、シャンプーをしていたからこそ、ですが)、夕方には白髪がひどくベタついて、それがににおっていました。「脂ギッシュ」プラス、加齢臭?これでは中年のオヤジそのものです。しかも、猫っ毛の白髪がベタつくのですから、ますますボリュームがなくなってペチャンコになり、薄毛がいっそう強調されていました。
ところが水で洗うようになって、ベタつきがだんだん感じられなくなり、ニオイもしなくなってきたのです。以前はよく、「あなた、ちょっとにおう」といっていた妻からも、「あれ、におわなくなった」と太鼓判を押されました。長く連れ添った夫婦だからこその「正直な物言い」です。正直な物言いをする妻から太鼓判を押されたのですから、これは信じてよいでしょう。それにしても、いったいなぜ整白髪力がつき、ベタつきやニオイが消え、なにより白髪が太く、しっかりとしてきたのか。それについては、のちほど解説しましょう。白髪をめったに洗わない恩師を、私は変人としてみなしていましたが、いまになって、自分の認識不足だったことを思い知らされています。
うれしいことに、私のまわりにはシャンプーをやめた人たちが何人もいます。そのうちの2人の話をここで紹介しましょう。あなたの気持ちが脱・シャンプーに大きく傾くことを期待しつつ!
東京は西麻布に、カウンターだけの小さな和食のお店があります。8人も客が入れば満席です。魚はすべて天然もの、水ナスの1本漬けがおいしく、とりたてのタケノコは香ばしく、そして、店のマスターは、スポーツで鍛えた引き締まったからだの、長身のイケメンです。ただ、白髪の毛は少々薄かった……。

気がついたらノンシャンプー歴7年

ぬれた下着をとおして、手術着に付着した合成洗剤の成分が肌にしみこむのか、ジンマシンのような、もこっとふくれた赤い発疹が現れて、猛烈なかゆみにおそわれるのです。
これでは手術にも支障が出かねません。仕方なく手術着の下にステテコのようなものを着ることにして、ようやく「手術着問題」は解決しました。
整白髪料と合成洗剤によるひどいアレルギーを経験した私は、自分の使っているものが、からだに、とてつもない悪さをしているのではないかと感じるようになり、シャンプーやリンスやトリートメントにも疑いの目を向けるようになりました。
白髪は短いほうが好きで、ずっと短く刈り込んでいました。ある日、妻が私のひたいをのぞきこみながら、ながら、「ええー?」と、なんだかいやな声を出し、そして、いったのです、「地肌が光っている……。ずいぶん毛が薄くなったねー」。妻はなおもひたいをのぞきこんだまま、「白髪を伸ばしたら、地肌のテカテカも少し隠れると思うけど」。仕方なく白髪を伸ばすことにしました。たまたま、シャンプーやリンス、トリートメントにも害があるのではないかと、含まれる成分について調べだした頃でした。
いろいろ調べていくうちに、シャンプーには強力な界面活性剤や発がん性物質、ホルモンを攪乱する成分など、あやしげなものがたくさん含まれていることがわかってきました。こんな気持ちの悪いものを頭につけていたのか……。私は恐ろしくなって、シャンプーもリンスもやめて、水だけで洗うことにしたのです。あれから7年、今日にいたるまでただの一度もシャンプーを使っていません。あれ?なしでもいけるぞ、もう少しいけるぞ、とシャンプーを1日のばしにしているうちに、気がついたら7年たっていたという感じです。
二度とふたたびシャンプーは使わないぞ、と意気込んで挑んだわけではなく、シャンプーを使わないと、どんな感じになるのか少しためしてみよう、くらいの軽い気持ちで始めたのですが、が、水だけで洗っているうちに、その心地よさと快適さにしだいに魅了されて、気がついたら身も心も、元へは戻れなくなっていました。
からだに悪いものは使いたくない。ただそれだけの理由で、どちらかというと軽い気持ちで始めたシャンプー断ちは、想定外のうれしい結果をいくつももたらしてくれました。
中でも最大級の成果が、薄毛が改善されたことです!細くて、たよりなかった猫っ毛の1本1本が太く、しっかりとしてきました。実際、指で白髪にふれると、力強いコシや弾力がはっきりと感じられます。しかも、少なくとも前頭部にかんしては、白髪の本数が増えました。白髪が密集して生えているのがわかります。

私の髪のシャンプー歴

1か月に1回しか白髪を洗いません。その1回もシャワーの湯でちょこちょこっと流すだけで、シャンプーなどいっさい使わないのです。
その教授は医師としての腕や知識はもちろんのこと、医学以外のことにも大変博識で教養のあるとてもカッコいい紳士です。また、常識人でもあります。私は医学部の学生の頃から尊敬し、あこがれてももいました。でも、白髪は洗わない。ついでにいうと、からだも月に1回シャワーで流すだけです。この点にかんしてだけは、先生らしくなく、ふしぎに思っておりました。ただし、教授の白髪がにおったことは一度もありません。ホントににおわないのです。
ふしぎといえばふしぎですが、当時の私は深く考えることなく、毎日せっせとシャンプーをしてリンスをつけて、世間一般の「常識人」の暮らしを続けていたのです。脱・シャンプーのきっかけは、アレルギーでした。
私の白髪は細くてコシがなく、サラサラしていて、何もつけないでいると、前白髪がパラパラと落ちてきます。いい歳した大人がサラサラの前白髪をおろしたままで職場職場へ通うのは、少々気が引けますので、ムースを使って白髪をまとめていました。
最初に異変があったのは、40歳の頃です。ひたいの生えぎわに赤いプチプチが現れて、ムースが使えなくなりました。仕方なく他の整白髪料に切り替えたけれど、しばらくするとまた赤いプチプチが現れます。何度かこのようなことをくりかえして、最後には、ワセリンを毛先だけにつけてしのぐようになりました。ちなみに、ワセリンとは石油を蒸留した残渣から得られた油を、さらに精製したもので、いわば純粋な油ですから、かぶれはまず起きません。
そうこうするうちに、下着類が着られなくなりました。パンツをはくと、ウエストのゴムにそって肌が帯状に真っ赤になり、かたく板状にふくれてきます。異常にかゆくてかきむしりたい状態でした。妻がどこからか「純せっけんで洗うといい」という話をききつけて、衣類はすべて純せっけんで洗うようになり、それ以来、かぶれは見事にピタリとやみました。
「犯人」は合成洗剤だったのです。残る問題は手術着でした。手術着は病院で一括して洗います。もちろん使う洗剤は、合成洗剤です。
残る問題は手術着でした。手術着は病院で一括して洗います。もちろん使う洗剤は、合成洗剤です。合成洗剤に「汚染」された手術着が肌に直接つかないように、家で純せっけんで洗った下着をつけるのですが、8時間以上の手術ともなれば、汗をかきます。

日本で不動産投資を考える場合に、最重要なことは立地

現在の日本で不動産投資を考える場合に、最重要なことは立地です。このことは間違いないといってもいいのではないでしょうか。その理由は簡単です。日本の人口というのは減少していきます。このことがほぼ確実に起こるからです。それは抗い用のない事実です。そのことを認識する必要があります。
そうすると不動産の価格というのは理屈的には上がりません。土地が余るので、土地の価値が下がってしまうからです。
しかし、立地の良い土地はそうとも言い切れないのです。なぜなら立地の良い土地というのは人が集まります。それが人間の習性といっても良いのではないでしょうか。人口が減少しても、集中が加速すれば人が集まったその場所の価格は当然上がっていきます。人口が減少すれば、人口の密集度が上がるとは当然言い切れません。しかし、逆もまた言い切れないのです。
しかし、過疎地の価格が上がるということはよっぽどの都市開発などが起こらない限りかなり難しいです。
そして現在不動産の価格が上がっているのは都市部です。つまり人口密集地です。人口は現在も減少していますが不動産の価格は上がっているのです。今後不動産投資を考えるのであれば、確実に価格が下がるような土地は買わないほうがいいでしょう。

不動産投資に失敗しないためには甘く見ない

不動産投資は、甘く見ないことです。常に、謙虚でかつ慎重に決断することを、モットーにしましょう。
例えば、物件の情報収集については、一方的な視点で見ないことです。
特に好条件の中身について、自問自答しましょう。
インターネット情報は、売り手の側に立って対象物件の諸条件を確認チェックしましょう。
現場訪問は、朝昼夜、平日、休日、天候が雨、晴れの時とそれぞれ、あらゆる条件を想定して、物件の周辺環境を見ておくことが、結論を出すときの大きな、判断材料となります。

賃貸、レンタル物件については、昔から言われている通り良質の物件は、管理が優れていると、言われる通り、管理人の有無、管理方法、常駐、通勤の区別、はじめ管理費の徴収内容、修理積立金の状況、駐車場の居住者充足率、できれば、管理組合の毎年の管理状況が判明する帳簿並びに決算書類の確認をしておきましょう。

このように、ちょっと考えただけでも、いろんなことが挙げられます。
サラリーマン不動産投資家は、扱う金額が大きく、ちょっとした見込み違いが1年2年・・・と長期にわたっていくことで、大きな金額になることを、意識して、なんでも、事前に確認し十分な正しい情報により判断することを心がけるようにしましょう。
信頼のおける、友人知人の情報も大いに参考にすべきです。

不動産投資初心者の方がまず悩むポイントは、「何に投資をするか」ということだと思います。
一口に不動産投資といっても、アパートなのかマンションなのか、またはホテルや商業ビルに投資をするのかによって、購入するべき立地や求める利回り感は変わります。
例えばマンション等に投資をする場合は、郊外の物件に投資をするよりは都心部の物件を買ったほうが有利ですし、商業ビルに投資をする場合は、住宅地よりも繁華街に投資をする方が有利で空室リスクを未然に防ぐことができます。
仮にマンションやアパートなどの「居住系」不動産に投資をするのであれば、必ず投資対象物件の地域の、人口減少率について把握をする必要があると思います。
また、人口とともに大事なのは、交通アクセスです。物件がある駅は急行が停車するのか、準急行なのか、各停しか停車しないのかによって、人気の大小は大きく変動してしまい、それによって、なかなか入居が決まりにくい物件を買ってしまう可能性もあります。
したがって、物件の購入を検討する際には、区や市などのホームページで発表されている人口について確認し、今後人口が著しく減少するリスクがないかどうかを確認するとともに、鉄道会社のホームページを確認し路線や急行・各駅の有無を確認することで、一番最初のステージである立地についての今後の需要について問題は解決できるのではないかと思います。

不動産投資をまったくの素人に伝えたいこと

いま、新聞や投資雑誌などには、東京都心部に立地している投資用ワンルームマンションの広告宣伝が多く掲載されていることに気がつきます。そして、キャッチコピーとしては「初期投資費用なしで、毎年の運用利回り4%」などといった文言を目にすることが多いと思います。
これらの広告を見て、いま真剣に、東京都心の新築投資用ワンルームマンションを購入するか否かを検討している方がいらっしゃると思います。しかし、現在買うことについてはリスクがあります。それは、マンション価格の問題です。
具体的には、いま広さが30㎡の新築投資用マンションが約3000万円で販売されています。この物件を、頭金ゼロ円で金融機関から不動産投資用ローンを借りて購入することは容易なことです。しかも、新築物件ですから、入居者を確保して、毎月賃料収入を得て、毎月管理組合に管理費や修繕積立金、ローン返済を差し引いても数万円を手元に残すことは可能といえます。
ところが、現在はすでに不動産価格が上昇し始めて6年目に突入しています。過去の景気循環から考えると、現在のマンション価格は天井圏に達していると予想できるのです。つまり、いま3000万円で投資用マンションを購入すると、景気後退にともなうマンション価格の下落により、数百万円の含み損を抱える確率が高いといえます。
投資初心者の方にできるアドバイスは、景気が不況のときに投資用マンションを購入することが、成功の秘訣ということです。

不動産投資をまったくの素人の方が始める場合、これは私自身もそうだったのですが、手持ちの資金が少なければ購入できる投資物件は地方のアパートや過疎地区の戸建てなど、不人気物件が多くなります。
しかし、不人気物件でもリフォームを行い、売り出し方によっては店子を獲得できるケースもあります。では、リフォームはどんな業者に頼めばよいのでしょうか。ここで不動産投資初心者がおちいりがちなのが「地元の不動産仲介業者に依頼する」というミスです。もちろん、地方の中小の不動産会社でもリフォーム業者のあっせんと紹介はしてくれます。しかし、中小の不動産会社が紹介してくれるリフォーム業者はその多くが紹介料を不動産会社に支払い、自身のリフォーム会社を依頼主にアピールするようにお願いしているケースがほとんどです。このため、場合によってはあまりリフォームの腕前が良くなく、しかも料金が相場よりも高い、といった事態におちいることもしばしばあります。地方のアパートや戸建てのリフォームを行う際には、安易に地元の不動産会社にリフォーム業者の紹介を依頼するのではなく、無難に大手のリフォーム会社に仕事を依頼するか、もしくは可能であれば自分自身で直せるところは直す、くらいの気持ちを持っておくと良いでしょう。